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デザインの基本!RGBとCMYK

こんにちは!マイモールです!
滋賀は梅雨入りで連日蒸し暑い日が続いております。
夏は、明るい発色の良い色にあふれてきますね♪
さて、私たちが生活している中には、様々な色にかこまれています。
普段目に写っている「色」は、どう認識しているのかご存知でしょうか?
今回は、デザイナーにとって基本的な「色」についてお話します。

光の三原色と色料の三原色

すべての「色」というのは光(人間が色を感じる特定の波長の電磁波)から刺激を受け、カラー認識をしています。
学校の授業で一度は耳にしたことのある「光の三原色」と呼ばれる色彩は、
「RGB」といわれるWeb上やテレビのディスプレイなどで表現される基本の色なのです。
例えばリンゴですが、なぜ赤くなるのか?
それは、モノの色はどんな色を強く反射するかで決まります。
リンゴの表面が赤い光の波長だけを反射して、光に含まれるそれ以外の色の波長を吸収することで赤く見えます。
では、印刷では色の表現をどのようにしているのか?
「色料の三原色」といわれるCMYKで色を表現しています。

RGBとCMYK

■ RGBとは
Red=赤、Green=緑、Blue=青の三つの原色を混ぜて幅広い色を再現する加法混合の一種。
これらの色を混ぜ合わせれば混ぜ合わせるほど明るい色へと変化てゆきます。
液晶ディスプレイやテレビの映像表示に使われています。
HPデザインはRGBデータ作成します。

■CMYKとは
Cyan=シアン、Magenta=マゼンタ、Yellow=イエローの三色、
そしてKey plate=キープレート((≒黒、墨)から頭文字1文字ずつ取ったもの。)
これらは、混ぜれば混ぜるほど暗い色へと変化してゆきます。
印刷媒体のデザインはCMYKデータで印刷されます。
例えば、ご家庭用プリンターをご使用されている方はインクがCMYKだと思います。

パンフレットなど制作する際は、この色の基本をベースにデザインします。
写真データはRGBデータとなります。
パンフレットに写真データを使用する場合はRGB→CMYKに変換します。
※変換は、Adobe Photoshopの【イメージ】→ 【モード】→ 【CMYK】を選択すると変換されます。

※一度RGBからCMYKへと変換してしまうと、
もう一度CMYKからRGBへ変換し直しても、
もとのRGBカラーの鮮明な色合いには戻ることができないので注意です。

まとめ

デザイナーとして、RGBとCMYKに関する知識は基本的です。
紙に印刷し「あれ?色のイメージが違う!」と、なる前に、
「何に用いるためのデザインなのか」ということを踏まえ、
RGB作成なのか?CMYK作成なのか?を判断し作成しています。
今回は、デザインの基本「色」についてのお話をさせていただきました。
次回コラムもお楽しみに!